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室内灯「グランライトⅢ」に暗いタイプが追加発売されました。
メーカーの説明によると寝台列車などにオススメということですが、灯具の少なかった旧型客車(現役時代)にちょうど良いかも知れないと思い試しに1セット購入してみました。
色はナチュラルホワイトを選択。
さっそく旧型客車に取り付けてみます。
題材にしたのはオハ47。
比較用に通常の明るさのものも用意しました。
LEDは1個カット。
グランライト側集電板は一般的な取り付け方と逆にしました。
左が通常の明るさ、右がダークです。
たしかにダークは暗いです(^^;
暗くして撮影。
インテリアパーツが茶色系なので電球色のように見えちゃいますね(^^;
KATO純正の室内灯との比較はできませが、明るい場所ではダークは点灯していないとうに見えます。
暗い場所ではほどよく映えます。
もっともっと作業場所の照明を明るくして撮影です。
左が通常、右がダーク。
さすがのグランライトⅢ(通常)も点灯していないように見えちゃいます(^^;
ナナメ上から鑑賞すると点灯状況がよくわかります。
運転会など、明るい場所ではダークはあまり映えないかも知れません。
では寝台車では?
というわけでオロハネ10にダークを取り付けてみました。
車両の選択がマニアックですが…(^^;
インテリアパーツが白色のためダークでもそこそこ明るく見えます。
ナナメ上から鑑賞。
点灯しているのがはっきりわかります。
暗くして撮影。
充分映えます。
やはり明るさはインテリアパーツの色に左右されますね。
通常を取り付けたオハ47と並べてみました。
比較すると旧客に通常は明るすぎる感じが…(^^;
暗くして撮影。
ダークはメーカーが謳っているように「夜行列車」に似合うようですが、どう見えるかは鑑賞する環境やユーザーの好みがあると思いますで、まずは試してみてはいかがでしょうか。PR -
2023年3月11日と12日に東京の荒川区町屋で開催された「3D鉄道模型まつり」の関水金属(KATO)のブースで発表発売された「車止め」を購入しました。
この製品はカラー3Dプリンターで製作されたもので2個入りで660円(税込み)
直営店のみでの販売になるそうで、先行して会場での発売となりました。
使い方は簡単♪
ユニトラックに軽くはめ込むだけです。
破損しやすいパーツですので取り扱いには注意が必要です。
この「車止め」はT車を展示したり撮影するときなどの転動防止になり、かつ「ハンドスコッチ」に見えるというアイディア製品です。
たしかにハンドスコッチに見えます♪
しかもちゃんと転動防止になるわけで、おもしろい製品です。
線路へのはめ込みが甘くアップで見ると浮いて見えてますね(^^;
肉眼ではわかりませんでしたが…(^^;
こういうちょっとしたアイテムが3Dプリントで製品化できるのですがすごい時代になったものです。 -
2023年1月末、KATOからEF64 1000番台 JR貨物一般色クーラー搭載車が新発売になりました(店頭に並んだのは2月になってから)。
発売からちょっと遅れましたが導入です。
新製品となっていますが基本的な仕様は2013年12月に発売された「品番3024-2」とほぼ同じですが細部がマイナーチェンジされています。
まずは2013年式ではグレーHゴムだったのが黒Hゴムとなりました。
車体裾の標記が近年のものに。
屋根色が2013年式では車体色だったのが黒色に、そして排熱通風器がシルバーになりました。
クーラーも角形から角丸形に…。
これによりそのままJR貨物仕様にできるようになりました♪
2013年式では黒H窓ガラスへ交換・屋根塗装が必要でしたが…(^^;
ではカスタマイズを始めます。
分解です。
窓から見える機械室部分と運転席をタミヤXF-71コックピット色で塗装。
マスキングは気休めです(^^;
運転席はXF-8フラットブルーで色差し。
天井パーツ(遮光パーツ)は気まぐれでクレオスN-127中島系コックピット色を使いました(^^;
タミヤのほうがちょっと暗めなので機械室の塗装には向いていると思います。
分解して気づきましたが2013年式にはなかった集電補助パーツ(?)が追加され、集電性能の向上が図られました。
このパーツだけ欲しいですね。
つづいてライトユニットの交換です。
純正では常点灯しません。
そこで「鐵」工房 KEY FACTORY製の高性能ライト基板「KL-07CC電球色」を用意しました。
明るさは「中」を選びました。
ポン交換です♪
点灯テスト。
反対側も点灯テスト。
スカートにはエアーホースを取り付け、色差し。
カプラーはPochi。工房製のマルチナックルカプラーKLを採用。
これでKATOカプラーともTNカプラーとも連結可能に…。
エアーホースは定番のパーツであるTOMIX PZ-001を使用。
スカートをシャーシに取り付け。
つづいて車体です。
付属の手すり・避雷器・信号炎管・アンテナを取り付け。
解放テコと重連ジャンパ栓取り付け。
解放テコはTOMIX PP0801を使用。
重連ジャンパコードはKATOの電車用ジャンパ栓を黒色に塗装して軽加工して使用。
細かいパーツなので目と手が疲れました…。
パンタグラフ塗装。
小さいパーツですが5種類の塗料が必要なんですよね~(^^;
パンタグラフ取り付け。
車体とシャーシを組み…。
最後にナンバープレートを取り付けて魂を入れます。
「1021」を選びました。
前面にもナンバープレート取り付け。
ナンバー取り付けにはKATOタッキーワックスを併用しました。
ゴム系接着剤よりも修正が簡単で便利です。
出来上がりです。
記事は簡単に書いていますが実際には仕上がりまで何日もかかっています(^^;
おわり -
2023年1月末日、KATOからEF64 1000番台JR貨物新更新色(通称 大宮更新色)が新発売になりました。
店頭に並んだのは2月に入ってからでしたので事実上2023年2月発売と言っても良いかも知れません。
新発売と言っても新規金型ではなく、過去に発売された同型機(品番3024-1)のマイナーチェンジです。
基本的な仕様に変更はなく、裾の標記が現在に即したものになったようです。
付属のナンバーが新しくなったので品番を変えて新製品として発売になったようです。
同時発売の「一般色クーラー搭載車JR貨物」は屋根上の塗装が変更になりましたが大宮更新色は以前と同じで排熱通風器がグレーです。
実物はステンレス?でしょうか、シルバーです。
ここは塗装する必要があります。
ランボードは車体色のようですが、写真で見ると滑り止め塗装がはがれているようにも見え、微妙です(^^;
カスタマイズ前に試運転です。
不具合がないか点検します。
初期不良があればメーカーに対応してもらえます。
ではカスタマイズを始めます。
分解です。
ライトユニット(ライト基板)がマイナーチェンジされ超小型コンデンサが載っています。
側面窓から見える部分の機械室と運転室内をタミヤXF-71コックピット色で塗装。
クレオスN-127中島系コックピット色でも良いのですが、ちょっと暗めのXF-71を選びました。
運転席はXF-8フラットブルーを色差し。
純正のライトユニットでは常点灯しませんので「鐵」工房 KEY FACTORY 製の高性能ライト基板「KL-07CC電球色」を用意しました。
純正に替えてポン付け♪
写真は撮っていませんが点灯テストを行っています。
つづいてスカートのカスタマイズです。
用意したパーツは…
TOMIX分売パーツPZ-001ブレーキーホース。
定番のパーツです。
エアーコックのモールドをカットし、PZ-001ブレーキホースを取り付け。
コックに色差し。
カプラーはPochi。工房 製の「マルチナックルカプラーKL」を取り付け。
シャーシにスカートを取り付け。
1エンド運転席に YSF 製の「運転士サトウさん」を載せました。
取り付けにはKATOタッキーワックスを使用。
このワックス接着剤は小物の固定に便利なアイテムで取り外しも簡単というのが良いです♪
せっかく乗務してもらった「運転士サトウさん」ですがあまり目立ちません(^^;
側面から見ればわかるのですが、正面からではほとんどわかりません(^^;
つづいて車体のカスタマイズです。
用意したパーツは…
KATOジャンパ栓。
買い置きがあったのでこれを使いましたが、KE76でなくても使用可能です。
これを黒色に塗装して使用します。
TOMIX PP0801 EF64 0用解放テコ。
KATOのEF64 1000には解放テコがありませんのでこれを使います。
付属の避雷器、信号炎管、手すり、無線アンテナを取り付け。
GPSアンテナは取り付けません。
KATO電車用ジャンパ栓を軽加工した重連ジャンパ栓とTOMIXの解放テコを取り付け。
解放テコの取り付け孔は0.5mm、現物合わせです(孔あけは自己責任)。
排熱通風器をタミヤXF-16フラットアルミで塗装(エアーブラシ使用)
パンタグラフの塗装。
タミヤスーパーサーフェイサーで下塗り、クレオスH-22ねずみ色で塗装(エアーブラシ使用)
スリ板はタミヤD-6オレンジシロップ、ヒンジはクレオスH-23シャインレッド、ホーン先端はタミヤX-15ライトグリーンで色差し。
参考にした実物の写真。
塗装が乾いたらパンタグラフと排熱通風器を取り付け。
最後にナンバープレートを取り付け。
「1018」を選びました。
取り付けにはKATOタッキーワックスを併用しました。
できあがりです♪
あ、重連ジャンパ栓蓋がナナメになってますね(^^;
あとで修正しておきます(^^;
今回1両のみの導入ですが、もう1両欲しくなっちゃいました(^^;
おわり -
室内灯「グランライト」を取り付けるシリーズ。
今回は381系パノラマしなの登場時仕様です。
以前、晩年仕様を記事にしましたが、取り付け方法は同じですので今回は各型式1両づつ記事にします。
いつものように「グランライトⅢナチュラルホワイト」を採用です。
まずはクロ381。
座席の背のトップに白を色差し。
乗務員室が暗くならないようグランライトスリムを併用です。
晩年仕様の時はグランライトスリムをベースにしましたが今回はグランライトⅢをベースにしました。
乗務員室もバッチリ明るくなりました。
って、明るすぎ?(^^;
暗くして撮影。
つづいてモハ380(T車)
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
晩年仕様では座席パーツがスカイブルーだったため塗装しましたが、登場時仕様は最初からブルーですのでそのままです。
座席の背のトップは白で色差し。
デッキの上にLEDがくるようにしましたのでこの部分も明るくなりました。
また、晩年仕様の時は集電板側の車高が少し高くなる傾向がありましたが、そうならないよう床板側集電板の取り付けを調整しました。
暗くして撮影。
方向幕はパーツの構造上光らせるのは困難ですのでそのままです。
つづいてモハ381。
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
ずらす長さは現物合わせです。
モハ380とモハ381ではズラす長さを変えています。
LED 1コマカット。
集電板側の車高がほんのちょっと高くなっちゃいました(^^;
調整したんですれどね(^^;
肉眼ではわからなくてもアップで写真に撮るとわかっちゃいますね(^^;
暗くして撮影。
つづいてモハ380(M車)
M車は床板側集電板を少しカットして差し込んでいます。
そうしないとサスペンション機構に影響が出ることがこれまでの経験でわかったためです。
やはり集電板側の車高が少し高くなってしまいました。
M車は調整がむずかしいです。
今後の課題ですね。
暗くして撮影。
つづいてクハ381。
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 3コマカット。
これも集電板側の車高がほんのちょっと高くなってしまいました。
肉眼ではわからなかったんですけどね…。
あとで追加調整します。
暗くして撮影。
というわけで381系パノラマしなの登場時仕様9両編成へのグランライトⅢ取り付け完了です。
おわり