-
2023年1月末日、KATOからEF64 1000番台JR貨物新更新色(通称 大宮更新色)が新発売になりました。
店頭に並んだのは2月に入ってからでしたので事実上2023年2月発売と言っても良いかも知れません。
新発売と言っても新規金型ではなく、過去に発売された同型機(品番3024-1)のマイナーチェンジです。
基本的な仕様に変更はなく、裾の標記が現在に即したものになったようです。
付属のナンバーが新しくなったので品番を変えて新製品として発売になったようです。
同時発売の「一般色クーラー搭載車JR貨物」は屋根上の塗装が変更になりましたが大宮更新色は以前と同じで排熱通風器がグレーです。
実物はステンレス?でしょうか、シルバーです。
ここは塗装する必要があります。
ランボードは車体色のようですが、写真で見ると滑り止め塗装がはがれているようにも見え、微妙です(^^;
カスタマイズ前に試運転です。
不具合がないか点検します。
初期不良があればメーカーに対応してもらえます。
ではカスタマイズを始めます。
分解です。
ライトユニット(ライト基板)がマイナーチェンジされ超小型コンデンサが載っています。
側面窓から見える部分の機械室と運転室内をタミヤXF-71コックピット色で塗装。
クレオスN-127中島系コックピット色でも良いのですが、ちょっと暗めのXF-71を選びました。
運転席はXF-8フラットブルーを色差し。
純正のライトユニットでは常点灯しませんので「鐵」工房 KEY FACTORY 製の高性能ライト基板「KL-07CC電球色」を用意しました。
純正に替えてポン付け♪
写真は撮っていませんが点灯テストを行っています。
つづいてスカートのカスタマイズです。
用意したパーツは…
TOMIX分売パーツPZ-001ブレーキーホース。
定番のパーツです。
エアーコックのモールドをカットし、PZ-001ブレーキホースを取り付け。
コックに色差し。
カプラーはPochi。工房 製の「マルチナックルカプラーKL」を取り付け。
シャーシにスカートを取り付け。
1エンド運転席に YSF 製の「運転士サトウさん」を載せました。
取り付けにはKATOタッキーワックスを使用。
このワックス接着剤は小物の固定に便利なアイテムで取り外しも簡単というのが良いです♪
せっかく乗務してもらった「運転士サトウさん」ですがあまり目立ちません(^^;
側面から見ればわかるのですが、正面からではほとんどわかりません(^^;
つづいて車体のカスタマイズです。
用意したパーツは…
KATOジャンパ栓。
買い置きがあったのでこれを使いましたが、KE76でなくても使用可能です。
これを黒色に塗装して使用します。
TOMIX PP0801 EF64 0用解放テコ。
KATOのEF64 1000には解放テコがありませんのでこれを使います。
付属の避雷器、信号炎管、手すり、無線アンテナを取り付け。
GPSアンテナは取り付けません。
KATO電車用ジャンパ栓を軽加工した重連ジャンパ栓とTOMIXの解放テコを取り付け。
解放テコの取り付け孔は0.5mm、現物合わせです(孔あけは自己責任)。
排熱通風器をタミヤXF-16フラットアルミで塗装(エアーブラシ使用)
パンタグラフの塗装。
タミヤスーパーサーフェイサーで下塗り、クレオスH-22ねずみ色で塗装(エアーブラシ使用)
スリ板はタミヤD-6オレンジシロップ、ヒンジはクレオスH-23シャインレッド、ホーン先端はタミヤX-15ライトグリーンで色差し。
参考にした実物の写真。
塗装が乾いたらパンタグラフと排熱通風器を取り付け。
最後にナンバープレートを取り付け。
「1018」を選びました。
取り付けにはKATOタッキーワックスを併用しました。
できあがりです♪
あ、重連ジャンパ栓蓋がナナメになってますね(^^;
あとで修正しておきます(^^;
今回1両のみの導入ですが、もう1両欲しくなっちゃいました(^^;
おわりPR -
室内灯「グランライト」を取り付けるシリーズ。
今回は381系パノラマしなの登場時仕様です。
以前、晩年仕様を記事にしましたが、取り付け方法は同じですので今回は各型式1両づつ記事にします。
いつものように「グランライトⅢナチュラルホワイト」を採用です。
まずはクロ381。
座席の背のトップに白を色差し。
乗務員室が暗くならないようグランライトスリムを併用です。
晩年仕様の時はグランライトスリムをベースにしましたが今回はグランライトⅢをベースにしました。
乗務員室もバッチリ明るくなりました。
って、明るすぎ?(^^;
暗くして撮影。
つづいてモハ380(T車)
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
晩年仕様では座席パーツがスカイブルーだったため塗装しましたが、登場時仕様は最初からブルーですのでそのままです。
座席の背のトップは白で色差し。
デッキの上にLEDがくるようにしましたのでこの部分も明るくなりました。
また、晩年仕様の時は集電板側の車高が少し高くなる傾向がありましたが、そうならないよう床板側集電板の取り付けを調整しました。
暗くして撮影。
方向幕はパーツの構造上光らせるのは困難ですのでそのままです。
つづいてモハ381。
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
ずらす長さは現物合わせです。
モハ380とモハ381ではズラす長さを変えています。
LED 1コマカット。
集電板側の車高がほんのちょっと高くなっちゃいました(^^;
調整したんですれどね(^^;
肉眼ではわからなくてもアップで写真に撮るとわかっちゃいますね(^^;
暗くして撮影。
つづいてモハ380(M車)
M車は床板側集電板を少しカットして差し込んでいます。
そうしないとサスペンション機構に影響が出ることがこれまでの経験でわかったためです。
やはり集電板側の車高が少し高くなってしまいました。
M車は調整がむずかしいです。
今後の課題ですね。
暗くして撮影。
つづいてクハ381。
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 3コマカット。
これも集電板側の車高がほんのちょっと高くなってしまいました。
肉眼ではわからなかったんですけどね…。
あとで追加調整します。
暗くして撮影。
というわけで381系パノラマしなの登場時仕様9両編成へのグランライトⅢ取り付け完了です。
おわり -
KATOの荷物電車、クモユニ74やクモニ83などはライトプリズムが複雑なためヘッドライトが暗いのが難点です。
またM車は常点灯しません。
そこで用意したのは…
「鐵」工房 KEY FACTORYさんちの高性能ライト基板「KS-03CC」です。
LEDは「白色」、明るさ選択は「多」を選びました。
M車用とT車用がありますので注文の際に指定しましょう。
なお、クモユニ147(飯田線の荷物電車)は電球色LEDですので注文の際は注意しましょう。
良い機会ですのでインテリアパーツをクレエスN-127中島系コックピット色で塗装しました。
まずはクモユニ74。
純正のライトユニット(基板)と交換するだけです。
※写真はT車
なお、分解組み立ては自己責任です。
インテリアパーツをもどします。
※写真はM車
車体を組んでできあがり♪
純正状態ではライトが暗く、デカ目らしくない光り方をしていましたが、改善されました♪
テールライト・種別幕も明るくなりました♪
つぎはクモユニ82(M車)
慣れればスイスイと作業が進みます。
明るいライトになりました。
そして常点灯するようになりました♪
テールライトも種別幕も明るく…♪
つづいてクモニ83(M車)
中央東線や篠ノ井線で活躍していたスカ色のクモニ83♪
常点灯可能になりました♪
テールライトも明るく…♪
つづいてクモニ83(T車)
1パンタ仕様のクモニ83。
明るいヘッドライトになりました。
テールライトも明るく…♪
純正状態との比較です。
その差は明らかです♪
テールライトの比較。
ナナメから比較。
テールライトも比較。
湘南色のクモニ83とも比較。
テールライト比較。
ナナメから比較。
テールライト比較。
というわけで荷物電車のライト基板交換終了。
おわり -
室内灯「グランライト」を取り付けるシリーズ。
今回は381系パノラマしなの(晩年仕様)6両編成です。
グランライトⅢナチュラルホワイトを選択です。
まずはインテリア(座席)パーツを塗装です。
製品はスカイブルーの成型色で不自然です。
そこでブルーに塗装しました。
ホームセンターで買ったお手軽価格のカラースプレーです(^^;
模型用ではないので粒子がちょっと荒く、噴射範囲が広くと噴射量も多くちょっと使いにくいですが「価格」の安さには勝てません(^^;
このままでは光沢仕上がりになってしまいますのでクレオス トップコートつや消しをスプレーしています。
塗料がのっていない箇所はクリップの跡です(^^;
では1号車から…
1号車 クロ381-13
乗務員室区画がありますのでグランライトスリムは必須です。
ならば、というわけでスリムをメインにも使うことに…
点灯状況
乗務員室区画も明るくなりました。
インテリアパーツが黄色のため、電球色のように見えます。
暗くして撮影。
インテリアパーツが明るい色なので室内灯がより明るく見えます。
2号車 モハ381-58
グランライト側集電板を外側に少しずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
座席の背のトップをガンダムマーカー(白)で色差し。
ガンダムマーカーを使用する関係でインテリアパーツの塗装には水性アクリル塗料は使えません(にじみます)
点灯状況
なんか左側の車高がちょっと高いですね…
後でわかりましたが床板側集電板を湾曲させて差し込むとこうなってしまうようです。
サスベンション機構の付いた車両には集電板を湾曲させずに取り付けたほうがよさそうです。
暗くして撮影。
3号車 モハ380-58
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
暗くして撮影。
4号車 モハ381-56(M車)
グランライト側集電板を外側に少しずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
点灯状況
暗くして撮影。
5号車 モハ380-56
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 1コマカット。
点灯状況
暗くして撮影。
6号車 クハ381-121
運転席部分をコックピットカラーで塗装しましたがこの部分は窓から見えないので無意味でした(^^;
グランライト側集電板を外側にずらしてハンダ付け。
LED 3コマカット。
点灯状況
暗くして撮影。
普通車のインテリアパーツはブルーに塗装したためクロと比べると暗く見えてしまいますがともに同じグランライトⅢナチュラルホワイトです。
鑑賞する角度によっても明るさが変わりますね(^^;
381系パノラマしなの(晩年仕様)編
おわり
-
室内灯「グランライト」を取り付けるシリーズ
今回は683系です。
グランライトⅢナチュラルホワイトを選択です。
683系はサハにパンタグラフが載っているなど、国鉄新性能電車の考えが通用しない電車で、思考回路が古い筆者には理解困難な電車のひとつです。
1号車から順番に作業したいと思います。
まずは1号車クロ683-5
LED 3コマカット。
座席の背のトップにアクセントとして白を色差し。
点灯状況
暗くして撮影。
2号車サハ682-10
グランライト側集電板はTOMIX用入力端子にハンダ付けし、KATO用入力端子部分はカット。
KATO用入力端子に取り付けるとデッキが暗くなります。
点灯状況
暗くして撮影。
3号車モハ683-1005(M車)
TOMIX用入力端子に集電板をハンダ付け。
KATO用入力端子部分カット。
点灯状況(常点灯状態)
両デッキとも明るく光りました♪
暗くして撮影。
4号車サハ683-305
乗務員室や多目的室(?)の区画が暗くならないようグランライトスリムとグランライトⅢを組み合わせたユニットを作りました。
グランライト側集電板は外側にずらしてハンダ付け。
点灯状況
区画部分も明るく光りました♪
暗くして撮影。
5号車サハ682-9
サハが2両つづく683系の不思議…。
TOMIX用入力端子に集電板をハンダ付け。
KATO用入力端子部分カット。
点灯状況
暗くして撮影。
6号車クモハ683-1505
LED 2コマカット。
TOMIX用入力端子に集電板をハンダ付け。
KATO用入力端子部分カット。
点灯状況
あ、ブレてしまいました(^^;
暗くして撮影。
7号車クハ682-505
LED 3コマカット。
集電板を外側に少しずらしてハンダ付け。
点灯状況
暗くして撮影。
8号車モハ683-1305
TOMIX用入力端子に集電板をハンダ付け。
KATO用入力端子部分カット。
点灯状況
デッキも明るく光ります♪
暗くして撮影。
最後は9号車クハ683-705
LED 3コマカット。
集電板を少し外側にずらしてハンダ付け。
点灯状況
暗くして撮影。
683系は形式によってグランライト側集電板のハンダ付け位置を変える必要があるということが勉強できました。
もちろん標準の取り付け方法でも良いのですがデッキが暗くなってしまいます。
集電板の位置を変えることができるのもグランライトならではですね♪
おわり