"Nゲージ在来線電車"カテゴリーの記事一覧
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2022年12月中旬、TOMIXから鶴見線の73形が新発売になりました。
鶴見線は地元の路線ではありませんが、昔々撮影に行ったことがあり、大好きな路線ですのでKATO 101系やクモハ12に続き73形も導入です♪
実は73形末期のころに撮影に行ったことがあり、筆者にとっては懐かしい車両のひとつなのです。
この製品はHG仕様ということで3両セットでけっこうな価格です。
原材料価格やコストの高騰もあり、近年の鉄道模型は価格が高くなる傾向があります。
仕方なしでしょうか…。
ではユーザーパーツ取り付けとカスタマイズです。
まずは試運転。
ライト類、動力のチェック。
まずは排障器とATS車上子の取り付け。
TOMIXはこういうところにだわっていて良いですね♪
前面サボと方向幕・運行番号表示の取り付け。
これもリアルですね~。
次に室内灯「グランライトⅢナチュラルホワイト」を取り付けます。
まずはクモハ73。
近代化改造車ということでインタリアパーツがグレーです。
座席を塗装すれば良いのですが面倒なので今は省略です。
LED 2コマカット。
点灯状況。
暗くして撮影。
さすがグランライトⅢです。
均一に明るく光ります♪
つづいてモハ72。
M車のため床面が高く座席の表現がありません。
LED 1コマカット。
点灯状況(常点灯)
暗くして撮影。
つづいてクハ79。
近代化改造されていませんので床は木だった覚えがあります。
製品のインテリアパーツもブラウンです。
LED 2コマカット。
点灯状況。
暗くして撮影。
3両編成で…。
暗くして撮影。
3両とも同じ「グランライトⅢ」ですがクハはインテリアカラーの関係でちょっと暗く見えます。
車番インレタを施工。
インレタツールでていねいに転写します。
番号は昭和53年版の電車編成表を参考に選びました。
所属表記のインレタ。
以前、TOMIXは所属標記が収録されていませんでしたが、この製品は細かい標記が収録されています。
でも施工がタイヘン…。
車番、所属、乗務員室表示…
目が疲れます…。
次はパンタグラフの塗装です。
まずはタミヤ スーパーサーフェイサーで下塗り。
ついでに先日配備した185系のパンタグラフも一緒に塗装しました。
クレエスH-22ねずみ色で塗装。
製品のパンタグラフは黒色ですが昔々撮影した写真を確認すると実車はグレーでした。
クモハ12、クモハ11、クハ16もグレーでした。
スリ板はタミヤD-6オレンジシロップで色差し(写真なし)
塗料が乾いたら取り付けです。
クハのライトは暗いですね…。
クモハのライトは実感的な明るさです。
これで本線配備準備完了です。
73形引退後は101系が投入されましたが、当初はデカ目でしたがいつのまにかシールドビームになっていました(^^;
おわりPR -
2022年7月、TOMIXから185系200番台新幹線リレー号が新発売になりました。
当初はスルーしていましたが、臨時急行「軽井沢」として中軽井沢まで来ていたことを知り、今になり欲しくなってしまいました(^^;
Joshin webに在庫がありましたので注文♪
7両セットで定価が30470円…(@@;
物価高、コスト上昇の昨今、仕方なしでしょうか…。
ではユーザーパーツ取り付け・カスタマイズを施工します。
なお、工程は簡単に記します。
信号炎管・ホイッスル・特急マークを取り付け。
TOMIXはユーザーパーツが多くて困ります。
これが好きだというかたもいますが、年をとって目も手も不器用になった昨今ではKATOのようにパーツ取り付け済みのほうがありがたいです。
台車スノープロウ取り付け。
TOMIXの台車スノープロウはリアルなのがイイですよね♪
ATS車上子取り付け。
トイレ流し管をはずして循環式汚物処理装置と交換。
185系200番台が新製当時、すでにタンク式だったかは不明ですが、189系がすでにタンク式だったことを考えると185系200番台もタンク式が良いと考えたからです(^^;
軽井沢でタレ流しはイケマセンからね(^^;
ジャンパ栓を取り付け。
これがチョー難儀…。
ホールドの悪いパーツのため、何回も飛ばしてしまうなど、このパーツ取り付けだけで1時間以上かかってしまいました…。
結局、取り付け孔を大きくし、簡単に入るようにしてからゴム系接着剤併用で取り付けました…。
いやはや…。
ホース部分はタミヤX-18セミグロスブラックで色差しです。
ヘッドマークは「急行」
列車番号は909Mとしました。
この列車は新特急登場前の臨時急行「軽井沢」を想定していますが909Mって何だったんでしょうね。
もしかして「ゆけむり」とか「あかぎ」ですかね????
昭和57年の新製配備当時は165系に混じって急行仕業をこなしていました。
田町電車区の185系も新製配備当時は153系に混じって急行「伊豆」をこなしていましたね(^^;
つづいて室内灯「グランライトⅢ」を取り付けます。
国鉄特急形電車ですのでLEDカラーは迷わず「ナチュラルホワイト」を選びました。
まずはパンタなし中間車(T車)から…
ワンポイントとして座席の背のトップをガンダムホワイトで色差ししました。
点灯状況。
映えますね~♪
つづいてクハ185。
点灯状況。
トイレの小窓は裏から白色シールを貼りました。
サロ185。
この車両もLEDカラーはナチュラルホワイトをセレクトしました。
乗務員室の内壁はクレオス アクリジョン ベースホワイトて塗装しました。
点灯状況。
乗員室が暗くなるかと思いましたが、意外と明るくなりました。
これならグランライトスリムを追加しなくてもよさそうです。
中間パンタ付き(M車)
点灯状況。
3両並べてみました。
映えますね~♪
普通車の様子。
グリーン車の様子。
つづいて行先シールの貼り付けですが、KATOと違いTOMIXはシールが付属してきません。
そこで「ペンギンモデル」のシールを用意しました。
こういうパーツがあるのはうれしいですね♪
とっても小さくて切り出し・貼り付けがタイヘンですがなくなてはならないパーツですね♪
1両に2か所、7両編成で14か所…
目も手も疲れます…。
つづいて車番インレタです。
これも手間がかかります…。
位置を決め、インレタツールでしっかりこすり、定着させます。
これを14か所、さらに目と手が疲れました…。
文字が銀色なので目立ちませんね(^^;
横軽対応の●印は目立ちますが…(^^;
これで作業はおわりです。
できればパンタグラフを塗装したいのですが、ある程度数がまとまってから施工したいと思います。
そういえば、185系って国鉄初のユニット外パンタだったような気がしました。
おかげで編成を組む時に迷ってしまいます(^^;
ジオラマでの撮影は後日に…
また運転会デビューは2023年春の予定です(^^;
おわり
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TOMIX 115系1000番台湘南色冷房準備を導入しました。
新発売は2020年12月でしたが当時はスルーしていました。
しか~し…
愛読書である1981年(昭和56年)の電車編成表の長モトのページを見ていたら…
中間にクモハが入っている楽しい編成が載っていました。
これを模型で再現してみたくなったのです。
国鉄時代の信越線・篠ノ井線の普通列車は5両編成または3両編成だったとのことですが当時の記録も記憶もありません。
ネットでいろいろ検索しているうちに国鉄時代の5両編成の写真を見つけることができました。
同時にクモニ143併結の写真もヒット♪
参考資料が揃いました♪
5両編成を再現するには3両セットが2セット必要です(;^_^A
地元Joshinに在庫があったので簡単にゲットできました♪
TOMIXのオレンジ色はKATOと色調が異なるため湘南色電車はKATO車に統一していましたが、今回は例外ということで…(;^_^A
HG仕様ではないので中間カプラーはアーノルド、台車スノープロウも取り付け不可能です。
ちょっと気になるのが方向幕があることです。
国鉄時代は方向幕準備工事状態でしたのでこれではイケマセン。
まずは試運転です。
M車が2両となってしまいますので、S15のモハ(T車)とシャーシを交換することにしました。
これによりS15が自走可能になり、今回導入した編成が1Mにできました♪
カスタマイズ用にTNカプラー0336、トイレタンクセット、ジャンパ栓KE76を用意しました。
まずはカプラー交換からです。
これで元にはもどれません(;^_^A
M車も施工。
クハは床板の一部をカットしてトイレ流し管を取り付けました。
反対側の洗面所流し管はカットしました。
ネットでヒットした写真を参照するとオデコの滑り止め塗装が写っていました。
国鉄時代から施工されていたんですね~。
というワケでそれを表現するため分解です。
マスキング…
ぐるぐる巻き(;^_^A
タミヤXF-53ニュートラルグレーで塗装です。
S7 S15の時と同じカラーです。
マスキングはがし
ドキドキ…
うまくできました~♪
説明書に従いホイッスルを取り付けます。
これまた説明書に従い信号炎管を取り付けます。
クモハにジャンパ栓(KATO Assy)を取り付けます。
取り付け孔をあけることに挑戦しましたがみごとに失敗し、修正が必要に…。
2台目は接着取り付けに変更しました。
つづいて方向幕のカスタマイズです。
黄かん色の近似色を調合します。
ん~、こんなもんですかね…。
方向幕周辺をマスキングして塗装です。
クハを組み立ててみましたが、方向幕部分の塗装が薄くイマイチです。
手間をかけてエアーブラシを使いましたが、筆塗りでたっぷりと塗料を乗せたほうが良かったかも知れません。
下塗りを省略したため色調もイマイチに…。
トイレ窓は筆塗りです。
よく見るとトイレ部分に座席があります(;^_^A
おそらくクモハと共通部品なんでしょうね(;^_^A
パンタグラフを塗装します。
まずはスーパーサーフェイサーで下塗り。
クレオスH-22ねずみ色(半光沢調色)で塗装。
スリ板をタミヤD-6で色差し。
さて、ここでKATOクモニ143の改造を行います。
信越線ではクモニ143を上野寄りに連結している列車がありました。
それを再現したいと思います。
TOMIX車と連結するためTNカプラー化しました。
工程は省略(;^_^A
TNカプラーはリアルですよね~♪
って、ここまで仕上げて気づきましたが、上野側エンドもTNにしてしまいました。
こちら側に連結するEF63(国鉄時代仕様)はKATO車なのです(;^_^A
ん~、KATO密連に再改造??(;^_^A
ネットで国鉄時代の姿を調べていたところ、側窓に〒マークを付けて運行している写真を複数発見しました。
どうやらクモニ143で郵便物も運んでいたようです。
写真を参考に郵便マークのシールを作り貼り付けました。
種別幕は「普通」としました。
実際は行き先を表示する場合もあったようですが、上りにも下りにも使えるように「普通」にしました♪
車番ですが、希望する番号のインレタが収録されていませんので今回は省略しました。
GMの115系車両マークを使って作るか、特注するか…
はたまた収録されている番号で済ますか…迷い中です(;^_^A
これで信越線・篠ノ井線用115系5両編成ができました♪
もちろん3+3の編成も楽しめますし3両編成も楽しめます。
高崎寄りクモハには前面ホロが付いているかと思いましたが実車の写真を参照すると付いていませんでした。
中間用クモハには前面ホロを取り付けました。
クモニ143を先頭にした高崎行き♪
KATOのクモニ143って、ちょっと車高が高いようですね(;^_^A
それとも縮尺が大きい???
なにしろ旧設計品ですから…(;^_^A
これで信越線の普通列車が再現できるようになりました。
おわり -
最近になってTOMIXのS7・S15セットが所望となり、いろいろ探しましたが量販店では売り切れ。
そもそもメーカー在庫がないようです。
ならば、中古市場で新古品がないものかと数ヶ月間探していたところ、ようやく発見♪
無事購入しました。
この製品が発売されたのは2018年1月でしたが、当時はS15編成が現状と異なるということと予算の関係でスルーしていたのです。
その後、S9台鉄色が発売になり、影響でS7が所望となったのです(;^_^A
S7だけ「セットバラ」で入手できれば良いのですが、そんな都合良くはいきません(;^_^A
S15は全検前の姿ですが、ヨシとすることにしました(;^_^A
さすが「新古品」
新品と変わりません。
ではカスタマイズを行います。
まずは先頭車オデコの滑り止め塗装を施工するため分解です。
KATO車では表現されていますが、TOMIXでは省略されています(S9を除く)。
S9編成を見本にマスキングです。
車体汚濁防止のため、ぐるぐる巻きにします(;^_^A
塗色もS9に近いモノを選ぼうと、いろいろなグレーを新規に購入しましたが…
結局、在庫のタミヤXF-53ニュートラルグレーがイチバン近かったという…(;^_^A
エアーブラシで塗装して、マスキングをはがします(ドキドキ)。
うまく行きました~♪
説明書に従って無線アンテナ・信号炎管を取り付け。
孔あけがユーザー依存というのがTOMIX車の不満な点です。
これまた説明書に従ってホイッスルを取り付けます。
屋根と車体をドッキング♪
さて、TOMIX 115系はHG仕様ではないため、中間カプラーがアーノルドです。
設計が古いため、最新のKATOのようにジャンパ栓もありません。
用意したのはTNカプラーとKATOの115系長野色用ジャンパ栓(Assy)です。
それと165系などに付属してくるトイレタンクセット。
まずはクハにTNカプラーとトイレタンクを取り付けれますが、床板の一部をカットしないとトイレタンクが取り付けられません。
バッチリ取り付けられました♪
トイレタンクの造形はKATOよりTOMIXのほうがはるかに良いですね♪
台車を取り付けます。
モハ114もTNカプラーを取り付け。
モハ114M車もTNカプラー取り付け。
クモハにもTNカプラー取り付け。
なお、台車スノープロウはS9の時に苦労しましたので、今回は省略することにしました。
付属のホロの前部をガンダムブラックで塗装します。
クモハにホロを取り付けて、種別幕に付属のシールを貼ります。
S7は「普通」、S15は「快速」としました。
側面行き先表示はKATOのシールを流用しました。
S7を「小諸」、S15を「軽井沢」にしました。
つづいてパンタグラフの塗装です。
タミヤ スーパーサーフェイサーをスプレーしてからクレオスH-22ねずみ色で塗装です。
スリ板をタミヤD-6オレンジシロップで色差しします。
向きに注意して取り付けます。
ジャンパ栓に色差しします。
クモハに接着取り付けしました。
できることなら孔をあけて取り付けたいのですが、治具なして正確に孔をあける自信がないので接着にしました(;^_^A
取り付け位置はKATO S13を見本にしました。
これでS7・S15、本線配備準備ができました~♪
おわり。 -
2021年5月末、KATOから381系パノラマしなの登場時仕様が新発売になりました。
6両基本セット
もちろん増結セットも導入です。
381系パノラマ「しなの」は2015年6月に晩年仕様(グレー台車)が発売になっていますが、今回は時代をさかのぼり、JR化後まもないころの姿が製品化されました。
晩年仕様と金型は共通の形式が多いようですが、クハは新規、その他も微妙に仕様を変更しているようです。
まずは動力車の試運転。
異音がしないか、低速からスムーズに動くが確認です。
クハとクロはライトの点灯確認です。
クハのライトは2015年発売の晩年仕様よりかなり暗くなりました…。
ん~、ライト関係の仕様は同じハズなんですが…。
台車にはスノープロウが付いていません。
でも、台座はあります。
晩年仕様の時は台座がありませんでしたので設計変更したようです。
このように台車スノープロウがないとスカート後部と台車の間がスカスカ気味になってしまいます。
クロも同様です。
ではカスタマイズをはじめます。
まずは台車スノープロウの取り付けから。
用意したのは、Z04-6689 115系や165系に使われているスノープロウです。
はい♪ポン付けできました♪
さすが純正品♪
イイですね~♪
ドアップで鑑賞しないとわからない箇所ですが、筆者のささやかなこだわりです。
クロについてはスカートスノープロウと干渉してしまいます。
そこで干渉する部分をデザインナイフで削っていきます。
干渉具合を見ながらちょっとずつ削ります。
干渉を回避できました♪
イイですね~♪
スカートスノープロウの影に隠れてしまい目立ちませんが、ささやかなこだわりということで…(;^_^A
つづいて暗いライトを改善するため「鐵」工房 KEY FACTORYさんちの高輝度ライトユニットKH-18CC 5700Kを用意しました。
これはクハ用で、クロ用はリリースされていません。
ライトユニット交換のため分解です。
分解してみて、晩年仕様よりライトが暗くなった原因がわかりました。
今回はヘッドマークの内照用導光材に遮光バーツ(カバー)が付いたのです。
晩年仕様にはなかったパーツです。
このパーツの根元部分が光源LEDとヘッドライト導光材の間まできているため、ヘッドライトの光量ロスが大きいのです。
ライトユニットを交換です。
刻印が上側です。
このままですとヘッドマークが明るくなりすぎるので導光材先端部にコピー用紙を2枚重ねて貼り付け、減光対策をします。
もとどおり組みたてます。
点灯テストと純正との比較です。
純正との明るさの差は歴然です。
もう1両のクハも同様にライトユニットを交換しますが、併せて付属の増結用カプラーに交換します。
ここで注意したいのが、増結カプラーを取り付けるとヘッドマーク変換用の孔がふさがってしまい、変換が不可能になります。
車体を組む前にヘッドマークの位置をしっかり合わせる必要があります。
これで2両のクハともにライトが明るくなりました♪
そしてヘッドマークも適切な明るさに♪
中間面と先頭部が連結できるようになりました。
当時はクハクハ連結もありました♪
晩年仕様は「名古屋」としていましたので今回の登場時仕様は「長野」としました。
基本セットのケースには9両収納できるようになっていて便利になりました♪
あと、パンタグラフの塗装をしたいのですが、またの機会ということで♪
あわり。