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小田切鉄道模型文化祭付属ブログ

長野市小田切地区地域おこしイベント「小田切鉄道模型文化祭」のブログ。 ツイッターがメインでブログは付属・補助です。 Nゲージの話題、鉄道の話題いろいろ

KATO EF64 0番台2次形

2021年5月末、KATOからEF64 0番台2次形が新発売になりました。



2020年10月に発売になった1次形の時と同様、2両導入です。



2次形は、電気暖房非搭載仕様です。



まずは試運転です。

低速からスムーズに動くが、異音がしないか、車両が安定しているか、ライトが点灯するかなど、テストします。

今回も不具合はありませんでした。

さて、付属のナンバーは「15」「18」「22」「27」です。

ブルトレブームのころである1979年(昭和54年)の配置表によるとすべて甲府機関区所属です。

と言うことは、全検は大宮工場で受けていたことになります。

そこでこの2両は大宮工場仕様にカスタマイズしようと思います。



まずは分解です。

避雷器や解放テコなど、ナンバー以外取り付け済みなのですが、カスタマイズのため取りはずします。

まずはシャーシから始めます。

最初はスカートのカスタマイズです。



コックのモールドを切除し、0.5mmの孔をあけます。



ここで用意したのはTOMIXの分売パーツ「EF63ブレーキホース」です。

しばしば再生産されていますので、在庫があるときにまとめて購入しています。

EF64はエアーホースの数が多いので、このパーツをたくさん使います(;^_^A



ブレーキホースを必要数切り出して差し込み取り付けます。

このエアーホースはとても小さく、作業は意外と疲れます(;^_^A



ネットで公開されている写真を参考にコックに色差しをします。

ステップにも色差しをしたいところですが省略しちゃいました(;^_^A



カプラーを付属のナックルと交換します。



スカートにスノープロウを取り付け、エアーホースの向きを微調整します。



つづいてライトを常点灯化するため、ライトユニットを取りはずします。



KATOの機関車は基板上のコンデンサーを撤去すると常点灯になりますが、進行方向と逆側のライトがチラチラ点灯してしまう副作用が発生してしまいます。

今まではこれを軽減する回路を設置していましたが、このところの体力低下により細かい作業が難しくなってきました…。

老眼も進み、手がプルプルしてしまい、細かい電子部品のハンダ付けができなくなってきたのです(T^T)

年はとりたくないですね(T^T)

さいわい、もうすぐ「鐵」工房 KEY FACTORYさんちからEF64 0番台用の高性能ライトユニットが発売になるようですので、それを待つことにしました。

今回はとりあえず純正ライトユニットのコンデンサー除去のみにとどめました…。



機械室パーツの側面をタミヤXF-71コックピットカラーで塗装します。



塗料が乾いたら元どおりに組み立てます。



点灯・走行テストです。

常点灯するようになりました♪

 

反対側もテストです。



スカートを取り付けます。

シャーシのカスタマイズは以上です。


つづいて車体です。

大宮工場では屋根上を黒色塗装します。

これは絶縁と防水のためにアスファルトが塗布されているためだそうです。

他の工場ではその上から車体色を塗装しているそうですが大宮工場では黒色のままです。



マスキング開始♪



ランボードは黒色か灰色か車体色か…迷いましたが車体色とするためマスキングしました。



ウレタンブロックを台座にしてマスキングテープをぐるぐる巻きにして車体の汚濁を防止します。



タミヤX-18セミグロスブラックで塗装です。



モニターパーツもタミヤX-18セミグロスブラックで塗装です。



塗料が乾いたら、さらにマスキングします。



クレオスH53ニュートラルグレーで塗装です。

パンタグラフまわりのグレー塗装は滑り止め?絶縁塗装?耐熱塗装?
よくわかりませんが、実物の写真を調べるとこんな感じに塗装されています。



マスキングをはがします。
いもつのことですがドキドキドキドキドキしますよね~。



よくできました~♪♪



モニター窓のHゴムにタミヤXF-53ニュートラルグレーで色差しです。

とても細かい作業のため、だんだん手がプルプル…、指がピクッと動いたりしてちょっとはみ出してしまった箇所が…(T^T)

年はとりたくないですね(T^T)



窓ガラスパーツを組み込みます。



モニターを取り付け。

さらに避雷器・信号炎管・ホイッスルも元どおりに取り付けます。



ナンバーは18と27としました。

解放テコも併せて取り付けです。



側面もナンバーを取り付けます。
もちろんメーカーズプレートも♪

近年のKATOのナンバーはスキマ無くピッチリはまる仕様なので良いですよね~♪



車体とシャーシをドッキング。



パンタグラフをクレオスH-22ねずみ色で塗装し、スリ板をタミヤD-6オレンジシロップで色差します。



塗料が乾いたら方向に注意して取り付けです。



これでカスタマイズ終了。

簡単に記事を書いていますが、実際には3日間かけて作業しています。



この2両は電気暖房非搭載なので貨物用ですが、暖房が必要ない時期の一般型客車列車も担当することができます。

これで1次形が2両(篠ノ井機関区)、2次形が2両(甲府機関区)となり、ロクヨンがまたまた増えてしまいました(^^;

ビョーキですね(;^_^A


おわり。

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