-
Pochi工房。さんちからいただいたKPシリーズのサンプルを試すシリーズ。
今回は2022年2月に新発売になったKATO 12系高崎車両センターです。
このセットで一番の目玉はオヤ12ではないでしょうか。
緩急面はもちろん中間連結面も車体マウントカプラーになっています。
今回はセット内を代表してオヤ12をお題としたいと思います。
まずは標準装備のアーノルドカプラーから付属のナックルカプラー(長)に交換します。
中間連結面も付属のナックルカプラー(長)に交換です。
緩急面はもう少しセットバックしたいですね。
中間連結面はずいぶんカプラーが出っ張ってます(;^_^A
メーカーとしてはR282のさらに内側のR249の通過性能を保証するための設計なんでしょうね。
まずはKPからテストします。
中間面もKPを取り付けです。
連結相手に選んだのはマルチナックルカプラーKLを取り付けた新性能電機でヒサシが付いているEF65PFです。
本来なら高崎車両センターのEF64 1001が良いのですがKLの用意が間に合わなかったのでEF65PFにしました。
EF60やEF65Pはヒサシがないので車両同士の干渉がわかりにくいと考えたのもEF65PFを選んだ理由のひとつです。
KPでも充分連結面間隔が短縮できました。
良いですね~♪
中間面も充分連結面間隔が狭くなりました。
ワイドPC C280通過テスト。
折妻ということもあり余裕です。
あ、写真内の説明が「KPC」となっていますが「KPS」の間違えですm(__)m
中間連結面との連結でワイドPC C280通過テスト。
ヒサシと妻面が干渉することなく余裕で通過です。
Pochi工房。さんが心配していたR280カーブでのナックルと車体裾の干渉も認められませんでした。
S字カーブは非実用的なのでテストしていません。
つづいてKPSS取り付けの試験取り付けです。
中間面もKPSSを取り付けました。
緩急面はちょっと引っ込みすぎの感じが…(;^_^A
中間連結面はもしかすると微妙かも…(;^_^A
連結面間隔はかなりリアルになりました。
カプラー高さもぴったり♪
中間連結面もかなりリアルに…
もちろん高さもぴったり♪
ワイドPC C280通過テスト。
さすが折り妻、干渉することなく通過しました。
ヒサシのない機関車ならもっと余裕が出ると思います。
中間連結面で連結してワイドPC C280通過テスト。
ん~、超ギリギリです。
推進運転時の安全性を考慮するならKPSのほうが良いと思います。
ヒサシの無い機関車なら余裕で通過できると思いますが…。
Pochi工房。さんが心配していたR280カーブでナックルと車体裾が干渉するかも知れないという問題。
写真に撮って拡大して確認してみるとギリギリ回避しているようです。
今回あくまでも水平に線路を敷設した場合であり、線路状態によっては支障が出る可能性もあります。
各自の運転環境によりKPとKPSSを選択するのが良さそうです。
今回のKPSとKPSSはサンプルですのでこれから設計の見直しなどを行うようです。
製品化されラインナップに加わる日を待ちましょう(^^)
14系については12系とほぼ同じカタチをしていますで試験取り付けは省略です(;^_^A
12系高崎車両センター編 おわりPR -
Pochi工房。さんちから届いたKPシリーズのサンプルの試験取り付けをするシリーズ。
まずはナハネフ23です。
KATO 20系はマイナーチェンジを繰り返しながら販売されているロングセラー客車です。
基本設計が良いのでフルリニューアルする必要がないというワケです。
最新の20系はナハネフとカニの緩急面が車体マウントカプラーになりましたが、その形状が素直ではありません(;^_^A
マイクロスカートを回避するためにこのような形状になったようです。
しかし、このままではマルチナックルカプラーへの交換は不可能です。
せめてナハネフ23だけでもどうにかならないかと考えました。
使えそうなAssyを発掘していたところ「スユ15用カプラセット」を発見しました。
基本的な形状は「キハ35カプラーセット」や「オヤ12中間カプラーセット」と同じですので流用できそうです。
まずはEF66前期形ナックルを取り付けてみました。
ナハネフ23緩急面に仮設置しました。
「仮」ですので高さ調整はしていません。
高さを調整するにはカプラーホルダーまたは床板の加工が必要となるからです。
今回は「試験取り付け」ですので元にもどせるようにしました。
ナハネフ23が中間に入ることを想定しナハネ20と連結してみます。
ナハネ20はKATOカプラーN JP-Bです。
連結面間隔はリアルになりますが…
ワイドPC C280を通過させると…
ゴン!!
妻面同士が干渉しました。
これは使い物になりません(;^_^A
つづいてKPSSを取り付けました。
真上から見るとこんな感じです。
連結面間隔も良いのではないでしょうか。
ワイドPC C280通過テスト。
ギリギリですがクリアーできました。
線路状態によっては干渉するかも知れませんが平面での運転なら行けそうです。
推進運転の場合は干渉する場合がありそうです。
つづいてKPSを試します。
KPSSよりわずかに腕が長くなりますがちょうど良い感じです。
連結面間隔はKPSSの時よりわずかに広くなりますが純正ナックルの時より短縮されます。
ワイドPC C280通過テスト。
安全に通過できました。
よってナハネフ23にはKPSが無難と考えます。
※改造は自己責任です。
ナハネフ23編 おわり -
2022年2月下旬、Pochi工房。さんから新規開発中のマルチナックルカプラーKPシリーズを試してみませんか?というお誘いをいただき、送ってもらいました。
ごていねいに塗装もされていました。
ありがとうございます。
KPは従来品の改良版、KPSとKPSSは新規開発品だそうです。
KPシリーズはKATO新系列客車用ということで、今後、12系・14系・20系・24系25形への試験取り付けを記事に載せたいと思います。 -
マルチナックルカプラー取り付け編、今回のお題はKATO EF63です。
なお、取り付けられるのは1エンド(横川側)のみです。
2エンド(軽井沢側)は双頭連結器ですので純正のままです。
EF63はKLが適合します。
良いですね~♪
押し当て連結ができなくなりますが便利なことがあります。
それは…
TOMIX EF63との連結が可能になるのです。
KATOカプラーともTNカプラーとも連結できるマルチナックルカプラーの最大の特徴が発揮される場面です。
TOMIX EF63にはT車が存在しますで、これをKATOEF63と連結できれば過剰なM車を削減できます。
TOMIX EF63の1エンドもマルチナックルカプラーに交換すればさらに組み合わせの自由が増えるのですがTOMIX EF63にはKLではなくTALが必要となるため今回は試していません。
KATO EF63編 おわり -
マルチナックルカプラー取り付け大会(^^;
今回のお題はKATO EF65 1000番台後期形です。
東京機関区や下関運転所のブルトレ機です。
いきなり取り付け後の写真です(;^_^A
EF65などの新性能電機にはKLが適合します。
ようするに「EF66前期形ナックル」が付属してくる機関車です。
ん??なんか車体がちゃんとはまってないような…(;^_^A
肉眼ではわからないのですが写真に撮ると細かいところがわかっちゃうんですよね~(;^_^A
EF65の場合、純正でも納得なのですが形状としてはマルチナックルカプラーのほうが良いように感じます。
なお、マルチナックルカプラーは押し当て連結ができませんので「よっこらしょ」と連結します(;^_^A
KATOナックルはナックルが閉じる力が弱いため急カーブでは勝手解放が発生しやすい傾向がありますがマルチナックルカプラーはナックルが常時閉じていますので勝手解放はほとんどなくなります。
カプラーが少しセットバックされ、リアルな連結面間隔が楽しめるようになりました♪
EF65PF編 おわり